コロナ禍の影響で外出先でアルコール消毒をするということが当たり前になってきました。
そんな中、先日デパートでショックな出来事が、、、
入店時のアルコール消毒の際、手から溢れてしまったアルコールがバッグにかかってしまったんです。
すぐに拭き取ったのですが、アルコールがかかってしまったところには白い染みのあとがはっきりと残ってしまいました。
今日は、こういうことが起こってしまったときの対処法や日々のお手入れ方法について
私の経験を交えながらご紹介しようと思います。
革製品に除菌アルコールは絶対NG!
アルコールは色落ちの原因
アルコールが革に付着し浸透してしまうと、
揮発する際に革に含まれた染料や油分も一緒に蒸発してしまうため色落ちや劣化の原因に。
革の表面には色落ち防止のコーティングが施されていますがほとんどのコーティングはアルコールには勝てないそうです。
特にラムやカーフ、ヌメ革などの革製品はアルコールが少量でもシミや変色の原因になるので注意が必要です。
(今回シミができてしまった私のバッグもカーフスキンでした)
なのでまずは
これが一番大切です!
雨などの水分には気をつけている方は多いと思いますが、それ以上にアルコール系も危険なので
大切な製品をいつまでもきれいにできるだけ長く使うためにも気をつけましょう。
シミができてしまった時の対処法
うっかりシミをつくってしまった場合。
その際の対処法をおすすめ順に3つご紹介したいと思います!
ぜひ参考にしてみてください。
1.購入した店舗(正規店)やカスタマーサポートへ相談してみる
リペア業者はたくさんあるのでどこを選んだら良いのか悩みますよね。
また「大手のリペア業者とはいえ、きれいにお直しされなかったらどうしよう」
という不安な気持ちも少なからずあるかと思います。
そういう時は製品を購入した店舗(正規店)やカスタマーサポートへ一度連絡してみるのがおすすめ◎
その商品知識についてはプロフェッショナルな方達なので
的確なアドバイスをしてくれますし、何より安心感があります。
私自身も相談した上で店舗へ郵送しお直しをしていただきましたよ。
2.革製品専門のリペア業者へ持っていく
ネットをみても必ず書いてあるのが、自分で処置をしない!ということ。
革製品はひとつひとつ材質や構造が異なりとても繊細なので下手に手を加えると
修復できたものができなくなってしまうこともあるので
まずはできるだけ早めにお店に持っていって相談してみることが大切です。
3.自分自身でお直ししてみる
上記でも述べましたが自分でお直しすることはおすすめしません。
ですが、ロエベブティックの店員の方に対処方法を教えていただいたので少しご紹介しておきます。
※やってみようと思った方は自己責任でお願いします!
【お直し方法】
革小物(革製品)専用の保湿用のクリームを馴染ませてみる。
注意することは下記の3点
・靴用ではなく革小物(革製品)専用
・動物性ではなく植物性のものを選ぶ
・汚れ落とし用ではなく保湿用
実際、今回の私のバッグ(ロエベのハンモック/カーフスキン)のシミ汚れは
このクリームを馴染ませる方法でお直ししていただいたんです。
本当にクリームだけ?と疑ってしまうくらい新品同様の仕上がり!
そしてこの時使用されたクリームについてですが、
これは非売品のものらしく商品名は教えていただけませんでした。
ですが教えていただいた条件をクリアする商品をいくつか見つけたので
気になる方は一度お試しされてみても良いかもしれません◎
是非参考にしてみてくださいね。
最後に
いかがでしたか?
同じような経験をして悩んでいる方の参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました*
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